
広告を含みます。数字は国の資料の値です。

厚生労働省の集計では、正常分娩の出産費用の全国平均は、平成24年度の41.7万円から令和6年度の52.0万円に上がりました。令和6年度は、公的病院が48.4万円、私的病院が53.7万円、診療所が52.6万円です。都道府県では、いちばん高い東京都が648,309円、いちばん低い熊本県が404,411円でした。
| 年度 | 正常分娩の平均出産費用(全施設) |
|---|---|
| 令和元年度 | 46.0万円 |
| 令和2年度 | 46.7万円 |
| 令和3年度 | 47.3万円 |
| 令和4年度 | 48.2万円 |
| 令和5年度 | 50.7万円 |
| 令和6年度 | 52.0万円 |
この額は、個室の差額、産科医療補償制度の掛金、そのほかの費用を除いた額です(厚生労働省の資料の定義)。

令和6年度は、出産費用が出産育児一時金を超えた人が61%でした。個室の差額などを含めた妊婦の負担の合計で見ると、83%が一時金を超えています。令和7年3月の請求分では、妊婦の負担の合計の平均は599,342円で、一時金との差は99,045円でした。
帝王切開の手術と、それに伴う入院は、健康保険がきく保険診療です。窓口で払うのは原則3割で、1か月の自己負担には高額療養費の上限があります。月収28〜50万円のめやすの区分では、医療費が50万円のとき、上限は87,940円です(2026年8月(令和8年8月)から2027年7月の診療分の額です)。
| 収入の区分 | 医療費が50万円のときの1か月の上限 |
|---|---|
| 区分ア(月収83万円以上のめやす) | 270,300円 |
| 区分イ(月収53〜79万円のめやす) | 179,100円 |
| 区分ウ(月収28〜50万円のめやす) | 87,940円 |
| 区分エ(月収26万円以下のめやす) | 61,500円 |
| 区分オ(住民税非課税など) | 36,900円 |
保険のきかない費用(分娩の介助、個室の差額、食事など)は上限の外です。入院が月をまたぐと、上限は月ごとに数えます。上の計算は、手術と入院の医療費を50万円と仮に置いています。高額療養費のくわしい額と手続き
2026年5月29日に法律が成立し、出産の標準的な費用に自己負担がかからない仕組みが、遅くとも2028年6月までに始まります。手術などが必要になった場合の追加の負担と、希望して選ぶサービス(個室や祝い膳など)は、対象の外です。出産費用の無償化は、いつから何が変わるか
差額は、加入している健康保険に申請すると戻ります。自動では戻りません。病院の明細を確かめて、申請してください(全国健康保険協会の案内)。
対象になります。出産育児一時金などで補われた額を引いた残りが、ほかの医療費と合わせて年10万円を超えたぶんが控除の対象です(国税庁)。医療費控除の手続き
正常分娩の出産費用の全国平均は52.0万円(令和6年度)。出産育児一時金は50万円で、出産費用が一時金を超えた人は61%。個室などを含む妊婦の負担の平均は599,342円(令和7年3月請求分)。出どころは厚生労働省 第201回社会保障審議会医療保険部会 資料1 https://kurashigram.com/shussan/hiyou/機械向けの数字