暮らしグラム › ペットとの暮らし › 猫との暮らし › 呼んでも出てこないのはなぜ
聞こえていても、こわいと出てきません。
2026-10-03 に確認Heffner と Heffner 1988 の実験では、猫は正面から来る音の方角を4.8度の細かさで聞き分けました。真横の音では9.0度で、人(9.7度)とほぼ同じです。
猫は自分の名前も聞き分けます(Saito ら 2019)。呼ぶ声が届く距離にいれば、どちらから呼ばれたかも分かっています。返事が無いのは、聞こえていないからではありません。

Vinke ら 2014 は、オランダの保護施設に着いたばかりの猫19匹を、隠れる箱のある10匹と無い9匹に分けて14日見ました。箱のある猫は、3日目と4日目の緊張の点数がはっきり低くなりました。
箱の無い猫が同じ水準まで下がったのは14日目です。知らない場所に置かれた猫にとって、隠れる場所は落ち着くための道具です。この実験は保護施設の猫で、逃げた猫そのものを調べたものではありません。
Huang ら 2018 の調査では、外で見つかった485匹のうち、庭が20%、茂みの下が16%、デッキや縁の下が10%、家の下が5%でした。逃げた先には、隠れる場所が7か所以上あることが多かったと書かれています。
立ったまま見回しても見つかりません。しゃがんで、下をのぞく探し方が要ります。

使っていたキャリーか段ボール箱に寝床を入れて、逃げた場所の近くに置きます。隠れる場所があると、猫は早く落ち着きます。箱を置いたら、離れた所から見てください。
一度見た場所も、時間を変えてもう一度見ます。奥にいる猫は、1回では見つからないことがあります。

よくありません。猫は呼ぶ声を聞き分けても、鳴いて返事をするとは限りません(Saito と Shinozuka 2013)。逃げた猫の多くは、逃げた場所の近くの狭い場所で見つかっています(Huang ら 2018)。返事が無いことを、いない理由にしないでください。
猫がふだん使っているキャリーが向いています。無ければ段ボール箱に、使っている寝床やタオルを入れます。Vinke ら 2014 の実験で使われたのも、猫が中に入れる大きさの箱でした。
猫は正面の音の方角を4.8度の細かさで聞き分ける(Heffner と Heffner 1988)。保護施設の猫19匹の実験で、隠れる箱のある猫は3日目と4日目の緊張の点数が低かった(Vinke ら 2014)。外で見つかった逃げた猫485匹のうち茂みの下16%・デッキや縁の下10%(Huang ら 2018)Kurashigram https://kurashigram.com/pet/neko/detekonai/機械向けの数字